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Technological

ちょっとしたTIPSや私がはまったこと、調べたことなんかを書いていきます。

Tech Ed 2006 三日目

T5-313 Visual Studio 2005 Team Foundation Server: ソフトウェア開発プロジェクトに対するバージョン管理、作業項目追跡、チームビルドの適用

 うーん、聞かなくても良かったかな。Team Systemを導入して、Team Foundation Serverを使うとどんなことができる?って話。結構な規模の開発であれば、これ一本に大体入っているし、カスタマイズや拡張もサポートされているから割と対応できるだろう。でも…。

  • 高い。たとえばマネージャがExcelやProjectでアクセスするとなると、CALが必要になる。ここのサイトによると、ユーザCALで65000円くらい?まぁ、実際会社などでSAライセンス契約とかしていたらもっと安いかも。最初はMSDN /w SubscriptionのWorkgroupでどうぞってところか。
  • 運用だいじょうぶ?Active Directoryだけでひぃひぃいっているところだとかなり無理。
    一人でやっているようなところ(私だ)だと、ToDo管理にもよさそう。MSDNのTeam Editionに入っていたらWorkgroupが使えるし。
  • プロセステンプレートはCMMIとMSF Ageilが添付。XMLファイルを修正すればカスタマイズもできる。
  • オブジェクトが公開されているので、独自プログラムでたとえば、WorkItemの一覧を取得することもできる。

 概要セッションなので、知っている人、もうばりばり使ってるぜという人は聞かなくてもよいセッションでした。


T5-404 Visual Studio 2005 Team System および Microsoft Solutions Framework: アジャイルまたは CMMI プロセスの実装

 英語セッション。特定のツールの使い方じゃなくて、開発プロセスの改善を行おう、そのためにはTeam Foundation Serverがつかえるよ~という話。一応MSF for Agileは今までMSの中で使って改良してきたんだよと力説していました。

 プロジェクト開発プロセスは最初に作っておしまいじゃなくて、継続的に改良していくことが必要。一度のイテレーションで開発要求と実績に差がありすぎたらそれは良くない開発プロセス。


T5-317 Visual Studio Team System による ASP.NET 2.0 Web アプリケーションのテスト技法

Team Edition for Software Testersを使用した、Webテストの方法について。ASP2.0前提です。後で講師の方にいくつか質問したら、やりたいことは非常多く、反面75分という時間制約のため泣く泣くかなりの部分を削ったとのこと。

  • Webアプリに限らず、テストツールを導入すれば工数ががくんと減ると夢見ている人は認識を改めるべき(私も同感)。
  • テストを行う人によるフェーズ分割。何でもかんでもテスターに渡せばいいというものではない。単体テストは当然プログラマ側がやって、結合以降をテストチームがやりましょう。といっても、大きいところじゃないと専任チームできないと思いますが...。
  • Team Foundation Serverで複数のバージョンを管理して、動作が安定したビルドをテストチームにリリースしましょう。メインストリームから開発版、安定版といったブランチを適切に切ることも重要。
  • Team Edition for Software Testersに含まれるWebテストツールはレコーディング/リプレイ型。対して、超有名な旧MercuryのLoadRunnerはProxy型。そして、レコーディングはIEのイベントをフックして行うので、以下の制限がある。
    • SSLセッションも記録できる(これはいい点)
    • IEのイベントフックを行うため、IEのイベントによらない(XmlHttpRequestはCOMで実装されているから)Ajaxアプリケーションはテストできない。Proxy型との併用が必要。ネイティブモードにしたIE7.0ではできるんだろうか。聞いておけば良かった。
    • ブラウザの挙動をエミュレートするものではない。実際のリクエストはWebテストツールが直接httpリクエストを発行する。よって、Active XやJavaScriptなどのブラウザ内で動作が完結するような挙動に関してはテストできない。
    • 既定では「成功」と判定するhttpレスポンスが非常に広い(200~499まで)。適宜設定変更する必要がある。これはもちろんASP.NET 2.0がhttpレスポンスの302を積極的に利用しているため。
  • 時間とともにサーバからの結果が変わるようなレスポンスを返すようなページの場合、正規表現、文字列一致を用いて検出すればよい。もちろん正規表現はとても重い処理なので、気をつけて..。
  • もちろん、ブラウザ内に表示される文字列のみチェックできるので、見栄えの部分はやっぱり人間。ちなみにLoadRunnerでは適宜画面キャプチャが取れたはず。
  • SQL Server/mdb/XML中にあるデータをテストソースとして利用して、テストすることも可能。ただし、ランダムにデータを変更したり、ループ処理をいれるのはできない。コード化すればできないことはないけど、メンテナンス大変なので、やらない方がよい。
  • もちろん数百台という負荷をシミュレートすることもできる。LoadRunnerとかと大体同じ構成になる。
  • 「まずテスト自動化」ではなくて、「何をテストしなくてはならないか」ということをしっかり押さえましょう。

 テスト?自動化ツール使えばいいじゃない。という勘違いした偉いさんには苦労している人も多いと思いますが、まずしっかり範囲を決めて、限られたところからしっかり使った方がいいという話。ほんとに同意です。現場で「LoadRunner使ったテストしたいのだけれど、このパラメータ(隠しフィールド)の意味わからない」と泣く人もいます(泣かれたことあります)。

 まずテストプロセスを作って、その中で「ここ何回もやるのめんどうだねー」というところに限って適用しましょう。


T2-406 既存アプリケーションの Windows Vista 対応方法

 このセッション中、地震があって非常に驚きました。何が非互換製を招くのか、どう対処すればいいのか、またそれをどうやって管理していけばよいのかと言った話。カテゴリ分けはITPro向けとしていましたが、Developerよりのセッションです。

  • UAC
  • レジストリ
  • フォルダリダイレクト
  • いくつかなくなるモジュール(16bitの日本語DOS環境,GINA)
  • 署名必須ドライバ(x64モード時のみ)
  • サービスとユーザセッションの分離
  • 高dpi対応

 …この辺のほとんどは語られていることですね。サービスセッションがUIを表示するという話は私が関係しているモジュールでも一つあるのでやばいです。手抜きで(^^;こんなページもご紹介。カリスマ講師が教える「こんなアプリケーションはVistaで動かない」

 ACT 5.0は翌日のHands onでも使ったのですが、いいですね。実際に問題を起こすようなプログラム作ってどんなレポートが表示されるのか試してみたい。ちなみにまだ5.0はベータ版で、connectサイトからダウンロードします。

公開 2006年9月4日 1:03 投稿者 kkamegawa
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